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日仏学院「美食の祭典」で、カスレ/加藤@東京

カスレが好きだと言ったら、
友人に、あんなヘビーなもの!とびっくりされたことがある。

ライトなフランス料理が定着してきているなか、
どっしりとヘビーで、まったくおしゃれじゃなくて、いかにもフランスの田舎料理という感じが好きなのだ。
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カスレは、白いんげん豆と、ソーセージ、鴨肉、羊肉などをいっしょにぐつぐつ煮込んだもの。
フランスの南西地方の料理。

もちろん、寒~い冬に食べてこその料理だと思う。
先日、カスレを食べたと、すみのにメールをしたら、
「日本はもう暑いと聞いているのに、こんな季節に?」との返事がきたくらい、夏らしくはないメニュー。

なのに、なぜ食べたかというと、
「東京日仏学院で開催された、フランスが誇る美食文化をテーマにしたイベント」で、
パッション氏によるカスレの会が行われたから。e0174436_163694.jpge0174436_16351875.jpg

カスレといえば、レストラン・パッション。
オーナーシェフの、パッション氏は、日本におけるカスレの伝道師のような存在。










この日は、カスレの会による、カスレをこよなく愛する人々に、ディプロムのようなものが授与され、
最後には、お客さんみんなで、仮面をかぶって、音楽にのってレストランを回遊(?)するという趣向まであって、
にぎやかなパーティとなりました。(右上の写真は、のりのりのパッション氏)


肝心のカスレは、さすがのおいしさ。
とろとろのゼラチンが焼かれて表面に膜をはるほどで、脂のおいしさを楽しむ料理。
塩もしっかり!きいていて、日本人向けに改良(改悪?)されていない、まさに、ヘビーな料理。
これが、うまいんだよなぁ~と、思いつつ、
さすがの私も、おかわりの手が伸びないくらい、胃にずっしりこたえました(笑)。

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この美食の祭典、今年が第一回目。
日仏学院の庭では、フランスの食材が楽しめる物産展のようなテントが出ていたり、
ピエール・エルメ、パトリス・ジュリアンなど、そうそうたる人々の講演会があったり、
なかなか、充実した食のイベントだったようだ。

この食事会も、アミューズ、前菜、カスレ(メイン)、チーズ、デザートまでついて、
シャンパンもワインも全部込で9000円! 
狭いことを覗けば、かなりお得なお食事会でした。
誘ってくださったNさま、ありがとうございました!

レストランパッションのサイトはこちら→
1970年の来日だそうだから、かれこれ40年前!
カスレについての詳しい説明もあるので、ご参考に。

新しいフレンチも大好きだけど、クラシックなレストランもやっぱりいいな。
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by societebonne | 2009-06-09 16:49 | 日本で楽しむフランス
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