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2009年ムーリス賞 授賞式/角野恵子@パリ

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10月1日、ホテル・ル・ムーリスの広間にて、ムーリス賞の授賞式が開催されました。

ムーリス賞は、現在活躍中のアーティストを奨励するため、ホテル・ル・ムーリスが2008年に設立。
芸術家サルヴァドール・ダリに愛されたことで知られるホテルとして、現代もアートシーンをサポートしてゆこうという精神が、根底にあるのだそうです。

e0174436_13181339.jpgコンテンポラリーアーティストの登竜門たるべく、パレ・ドゥ・トーキョー館長やジュ・ドゥ・ポウム館長らが、審査員として参列しています。
(映画「ベティー・ブルー」の原作家フィリップ・ジアンもいました!!!)

今年、大賞を受賞したのはRenaud Auguste-Dormeuil(ルノー・オギュスト=ドルムイユ)さん。


パーティ会場とは別のスペースに、ルノールノー・オギュスト=ドルムイユさんを含むアーティスト7名の作品が展示されました。
不謹慎ですが、それらの作品以上に、ムーリスの広間の内装が私のハートをキャッチです。
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ヴェルサイユのような伝統装飾に、サイケなネオン。

これが意外にいい感じなのです。



ただそこにいるだけで、パーティ気分が盛り上がるような……
まさに魔法ですね。

ポンパドール婦人の肖像画にもネオン。


この油絵の前に、バーコーナーが設けてありました。
シャンパンが飛ぶようにサーブされ、この日だけでいったい何本のポメリーが開けられたでしょう。






隣の小さなサロンには、シェフパティシエ、カミーユ・ルセックさんによるスイーツコーナーが。
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クリスタルのフラワーベースに、シュケット (砂糖をまぶしたシュー生地)やパルミエ(ハート型のパイ)が盛り付けられ、中央にはコットンキャンディーのマシーンがセットしてあります。
(お菓子がだいぶはけてしまっていますが……)

パーティ用に着飾った美しい女性が、綿菓子を食べる姿。想像するだけでも、グラマラスな光景ですよね!
(しかもこの会場で)
遊び心ある演出に乾杯!

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スイーツのスタンドの向こうに見える女性が、とーってもいい感じです。
シュケットにピントを合わせるのではなく、彼女に合わせるべきでした。









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パーティって美しいなあ、と感激。

そして、クラシックを上手に逆手にとり、モダンへのイメージチェンジに見事成功したムーリスにも、拍手を送ります。

2007年、スタルクによる改装以来、ムーリスはパリジャンたちの社交場に急浮上。
パリの人々は、伝統に甘んじず常に革新する老舗を、高く評価するという実感は、今回だけではありません。








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昨年度ムーリス賞を受賞したZoulikha Bouabdellah(ズリカ・ブアブデラ)さんは、この日、プレゼンテーターをつとめました。
ドレスに身を包み、フルメイクをほどこした女性は本当に特別感があって、見ているこちらも楽しくなります。
それに、自分に似合う衣装を知っている、という感じ。それが伝わってきますよね!

こんなはつらつとした若い女性を見ていると、若いっていいな、と素直に思います。

で、その直後に、スレンダーボディーに白髪ショートカットの、颯爽としたマダムを発見する、といった具合なのです。
年輪を重ねてこその美しさ、というのを、実際にこの目で見られるなんて、ありがたい!!

この会場では、パーティピープル取材ができるな、と思いましたよー。

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スイーツコーナーのスペースで、コンサートが始まりました。
音楽に合わせて人々が踊りだし、ソワレはこれから!といった雰囲気です。
が、私はこれにて退散。

ムーリスってすばらしい、と実感した夜でした。

PS
料理ジャーナリスト(研究家)のジュリー・アンドリユーさんにも会いました。
きれいでした。名刺もらいました。
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by societebonne | 2009-10-04 23:57 | パリの最新情報
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