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アラン・デュカスのマルシェが、プラザ・アテネに!/角野恵子@パリ

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東京のかとう殿、

4月13日、私にとっては昨日なのですが、
パリきってのラグジュアリーホテル、プラザ・アテネの中庭が、今年もマルシェになりました。
去年も、シェフのアラン・デュカスさんの発案で、同じイベントが行われ、
その模様は私もクロワッサン別冊ビオ9号の中で少し紹介したのですが、
今年は2度目ということもあり、たくさんの人々が集まっていました。
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アラン・デュカスさんとともに長年仕事をしている、ワインや野菜の作り手や、
魚、肉などの業者が、プラザ・アテネのパティオにスタンドを出し、
消費者たちと直接ふれあう一日です。
普段は縁の下の力持ちとしてガストロノミーを支える面々が、この日は主役になります。
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今年は実演もありました。魚を使った料理だったかな。テレビカメラも出ていますね。
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プラザ・アテネのパティオは、初夏になると壁面全体が緑鮮やかなツタで覆われるのですが、それまではもう少しの辛抱です。
そのかわり、サラダ菜を利用して、こんなデコレーションがされていました。
ちょっと花のようですよね。
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南仏のアスパラガスの作り手さん。
このままかじって食べることのできるやわらかさです。
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去年のイベントで、デュカスさんは
「おいしい料理は食材が85パーセント、技術が15パーセント、才能が5パーセントで完成する」
と話していました。
こういう食材を目にすると、まったくごもっともでございます、と納得します。

それから、一般人にはプラザ・アテネなんて、敷居が高くてなかなか足を運べませんが、
このイベントのおかげで誰でもそこに行くことができ、
Kobeビーフのステーキや、最高の状態のチーズ各種や、オーガニックのワインなどを
試食することができるのです。
しかも無料で。すばらしいですよね。
(でも来年はもっと人が集まって、収拾がつかなくなるのでは、と私は心配もしていますが)

で、このようなデモクラシーの精神にのっとった働きかけを、デュカスさんはまだまだ続けるとのこと!
なんと、今年の6月7~13日に、フランス全土のレストランを巻き込んでのビッグイベント
「restaurant week」を開催します。
この1週間、ピエール・ガニエールやヤニック・アレノ、ポール・ボキューズ、
ジョエル・ロブションといった早々たるシェフたちが、
ランチ21ユーロ、ディナーは35ユーロまでの金額で、コースを提供してくれるのだそう!!
(三ツ星は対象外になるので、ガニエールならGaya、アレノならDaliになります)
詳細は今後HPで紹介されるそうなので、わかり次第リンクアップしますね。
ビッグシェフたちだけではなく、がんばっているシェフ皆が参加し、フランス全体で盛り上がろう
という、わくわくするイベントです。

なんでもNYでは定着しているイベントだそうですね。私は知りませんでした。

FOODINGも楽しいけれど、
「restaurant week」は外食業界全体がにぎわう予感です。
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by societebonne | 2010-04-15 02:20 | パリの最新情報
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