<< パリのテロワール/加藤@東京 Club des Croque... >>

三ツ星シェフ、ヤニック・アレノmeetsフランス農業・食糧・水産大臣!/角野恵子@パリ

e0174436_14554749.jpg

東京のかとう殿、

去る9月29日(水)、
ホテル・ル・ムーリスの三ツ星シェフ、ヤニック・アレノさんの著書「テロワール・パリジャン」の
発表会に出席しました。

場所は農業・食糧・水産省の庭!
ピクニック風ガーデンパーティです。
e0174436_14582799.jpg

テントの中は、ギンガムチェックのクロスをかけたテーブルが一列に並んでいます。
その上に、ラディ・オ・ブール(「パリで『うちごはん』」でもイチオシしたラディッシュ+バター+パン!!)の
キュートなアレンジ。

「テロワール・パリジャン」=パリの土地のもの。
これは、アレノさんにとって重要なテーマなのです。
ル・ムーリスのメインだインニングにも「テロワール・パリジャンメニュー」を設けて、
ロカヴォール(ローカルな食材を食べる)に取り組んできました。
エコロジー&サスティナブル、そして伝統という財産を次世代に伝えるため、
それに「畑と台所の距離は短ければ短いほどいい」というのは、今や美食の常識ですよね。
e0174436_1501385.jpg

テロワール・パリジャン」のテーマに農業・食糧・水産大臣が賛同し、今回の発表会が実現したのでしょう。

ところで、リエットもこんな風にバターと格子柄 ↑ にすると、おっしゃれよね。
リエット……かつて死ぬほど食べました。
本当に、ほんとーーーーーーーーーに、おいしいと思う。

地面をご覧ください。
芝生の上に干草をまいて、田舎風の演出をしています。(場が場なだけに、しゃれた演出)

リエットもラディッシュ同様、パンと一緒に食べますよね。
ル・ムーリスのパンはル・カルチエ・デュ・パンが担当。
MOFのフレデリック・ラロスさんです。
e0174436_1515857.jpg

パリに4店、ブーローニュに1店お店があるので、かとうも11月のパリ滞在中に一度試すといいと思います。

おすすめは14区の店。
同じとおりにバターのパスカル・ベイユヴェールがあり、一石二鳥ョ。
e0174436_1545147.jpg

お隣に並ぶのは見事なまでの豚肉製品の数々。
「パリで『うちごはん』」の表紙を思い出す……

ご担当は……!!
e0174436_1562778.jpg

ジル・ヴェロー!!
(かぶってます、かぶっていますよー)

パテ・アン・クルット。
普通のパテよりご馳走風で好きだったわ。
e0174436_1575455.jpg

グリーンサラダを添えて。
(シャンパンをあければ、これで十分素敵な夕食ですね)

強烈な勢いのパテ…… ↓ は、田舎風、だったかな。
e0174436_23282463.jpg

野菜入りのパテ ↓ は、2009年2月発売号だったかな?エル・ア・ターブルジャポンで
レシピを紹介しましたっけ……懐かしい。
e0174436_2333872.jpg

ここに来ているというこは、やっぱり看板商品のひとつなのね。

そして、ジル・ヴェローの正真正銘の看板商品は、こちら ↓ !
e0174436_23353753.jpg

かとうの(おやじな)晩酌の友、フロマージュ・ドゥ・テットですね。

これがフランスじゃなかったら、何がフランスなの?!と思いますよ……
こんな風に、盛り合わせにしてサーブしてくれました。
e0174436_23422777.jpg

その隣はシュー・ファルシー(キャベツの肉詰め)などなど、温かいメインディッシュが並びます。
e0174436_2346621.jpg

フランスで鶏といえばブレス産が一番だとばかり思っていましたが、
パリ近郊のプル・ガティネーズ ↓ も有名なのだそうです。
e0174436_23485717.jpg

チーズはもちろん、ブリー・ドゥ・モー、エトセトラ……
e0174436_2359633.jpg

……とここまで見て、何かを思い出しません?
シェフが信頼する生産者や食材が、一同に集合したこのお集まり……
アラン・デュカスのマルシェと同じではないですか。

自分の会社を立ち上げ、レシピ本の出版社も立ち上げ、
食文化の伝承とその未来に働きかける。 
第二のデュカスですね。

ところでこの日は、パティスリーも素敵!!!!!!
e0174436_23514144.jpg

カミーユ・ルセックさんの作でございます。

パリ・ブレスト、イチゴのシャルロット、ミルフィーユなど、伝統パティスリーが並びました。
中でも一番おいしいと評判だったサントノレ ↑ には、残念ながらありつけなかった!!

プルーンやアプリコットのジャムやジュースも並びます。
e0174436_23535062.jpg

(試食しなかったことを心から後悔。今後プロとして、意地でも全部食べることをここに決意)

りんご、洋なしも並びます。
季節ですよね。
e0174436_23555271.jpg

さあさあ、農業・食糧・水産大臣、ブリュノ・ル・メールさんのスピーチが始まりましたー。

「ノルマンディーの給食に出るりんごが、チリ産だとしたら?
ノルマンディーは代々りんごの名産地だというのに、このようなロジックではないことが
起こりつつあるのが現代の社会です。
生産者を支援し、文化、伝統を守ってゆかなくては」
e0174436_021078.jpg

食糧自給率が100パーセントを超えるフランスでさえ、このような問題を抱えているのですね。

集まったジャーナリストたちも、真剣に耳を傾けています。
e0174436_035851.jpg

それにしてもチャーミングなセッティング!
参考になりますのう。

↓ 左がヤニック・アレノさん。
大臣と並んでスピーチとは、シェフもものすごい地位を獲得したものですねえ……
e0174436_026344.jpg

フランスの大臣たちは、そろって見栄えがいいと思うのですが。
気のせいかしら。

それからかとう!
ソシエテ・ボンヌにとって有益な(?)出会いがあったのよ。
e0174436_0334131.jpg

ブログの女王チョコレート&ズッキーニの、クロチルド・デュスリエさんですー!

以前にもすれ違ってはいたのですが、こうしてお話したのは今回が初めて。
とーっても美しく、感じのよい女性でしたよ。
私のこんな写真では申し訳ない。

クロチルド&ソシエテ・ボンヌ、いまに何かやろう!!
「もちろんウェルカムよ!」と、とても気さくでしたから!!!!!
e0174436_0371332.jpg

そしてまた、ラディ・オ・ブール。

こんな風にバターをつけて並べて、隣に塩を添えておけば
かわいらしいプレゼンになります。
(参考、参考)
e0174436_0385050.jpg

テントの外には野菜。
やっぱり野菜はブームですね。
ブリストルのガーデンパーティでもそうだったもの。

パリ7区の官庁街に出現した、かわいらしい田舎です。
e0174436_0401934.jpg

今回のテロワール・パリジャン、ピクニック・ガーデンパーティに出席し、
つくづく思いました。

「パリで『うちごはん』」は、パリの食をがっちりとらえた一冊だった!と!!!!!!!

ぜひとも広く役に立てていただきたいものです。
(しつこいね。しかも今回長かったー、誰も読んでくれない気がする)

テロワール・パリジャン」も早く1冊入手せねば。
パリ近郊でサフラン作りが行われていたり、いろんな発見があります。


[PR]
by societebonne | 2010-10-05 14:31 | パリの最新情報
<< パリのテロワール/加藤@東京 Club des Croque... >>