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ピンクのカクテルと手編みのショール /角野恵子@パリ

ピンクのカクテルと手編みのショール /角野恵子@パリ_e0174436_18382991.jpg

東京のかとう殿、

お見舞いありがとう。
おかげさまで足は着々とよくなっています。

ところで、編み物をしたくなる季節よね。
つい手持ちの毛糸を取り出しては、「これで何ができるかな」などと想いをめぐらす私。
来春誕生する日本の甥(姪?)に、小さなものを編んでみたり……

↑ のフランボワーズカラーのショールは、去年の作。
フランスに住むようになってからというもの、冬になるたびに
プルーンカラーや上品なすみれ色を多く目にします。
フランス人女性が好む色なのかなあと思いつつ、自分用に選んだのがこの色。
(コートはかれこれ7年前の代物だよ)

百貨店のボンマルシェ手芸コーナーで見つけた毛糸に一目ぼれしたのが
このショールを編むきっかけでした。
極細のモヘアで、なんともいえない光沢があるのです。 スーパーキッドモヘア70%、シルク30%。

自作ということもあてかお気に入りでねー、
ほとんど毎日使っています。(かとうも今回のパリ旅行で、毎度目にしたハズ)

日本からいらしたカフェエイトご一行様と一緒にディナーをした
このとき も、しかり。


***

でね、ホテル・ドゥ・クリヨンのカクテル 取材をしたじゃない、
取材の日も ↑ のショールをつけていたのよ。
だから、バーマン氏は私のためにローズのカクテルを作ってくれたのでは、
と思うの!!!

女性の選ぶカクテルは、女らしい甘いもの、しかもそのときの服装にあった色のもの

と、三島由紀夫『女神』の中で書いてたのを思い出します。
日本のバーマンもこんな心がけをすると、気が利いていて素敵だよね。
by societebonne | 2010-11-25 01:15 | インテリア・暮らし
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