東京のかとう殿、
お見舞いありがとう。
おかげさまで足は着々とよくなっています。
ところで、編み物をしたくなる季節よね。
つい手持ちの毛糸を取り出しては、「これで何ができるかな」などと想いをめぐらす私。
来春誕生する日本の甥(姪?)に、小さなものを編んでみたり……
↑ の
フランボワーズカラーのショールは、去年の作。
フランスに住むようになってからというもの、冬になるたびに
プルーンカラーや上品な
すみれ色を多く目にします。
フランス人女性が好む色なのかなあと思いつつ、自分用に選んだのがこの色。
(コートはかれこれ7年前の代物だよ)
百貨店の
ボンマルシェの
手芸コーナーで見つけた毛糸に一目ぼれしたのが
このショールを編むきっかけでした。
極細のモヘアで、なんともいえない光沢があるのです。 スーパーキッドモヘア70%、シルク30%。
自作ということもあてかお気に入りでねー、
ほとんど毎日使っています。(かとうも今回のパリ旅行で、毎度目にしたハズ)
日本からいらした
カフェエイトご一行様と一緒にディナーをした
このとき も、しかり。
***
でね、
ホテル・ドゥ・クリヨンのカクテル 取材をしたじゃない、
取材の日も ↑ のショールをつけていたのよ。
だから、バーマン氏は私のために
ローズのカクテルを作ってくれたのでは、
と思うの!!!
女性の選ぶカクテルは、女らしい甘いもの、しかもそのときの服装にあった色のもの
と、
三島由紀夫が
『女神』の中で書いてたのを思い出します。
日本のバーマンもこんな心がけをすると、気が利いていて素敵だよね。