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フランスからのエール /角野恵子@パリ

「信じられないまでの毅然としたふるまい。すばらしい!」

「なんというがんばりだろう!」



フランスの友人たちが、今回の震災を心配し、たくさんの電話やメールをくれました。
そして、日本人の対応について、上のような言葉を送ってくれています。

3月11日の地震と津波、
それに加えて福島原発の事故、
さらには夕べ、静岡を震源とした大きな地震がありました。
冷静に、そして我慢強く行動している日本のみなさんも、
こんなにも長く続く緊張状態に、さすがに疲労困憊するはずです。

でも、とにかく今を乗り越えて欲しい。
世界に誇る日本国民の秩序を、いまこそ奮い立たせて欲しいです。


以前、フランス人のおじいさんと話をしたときのこと。
「フランス人は一度得た快適さを、絶対に手放そうとしない。
でも、動物も人間も、環境に合わせて生きていくしかない。
今、国の経済状況が50年前とまったく違ってしまっているなら、
それを教授するよりほかにないのに、国を立て直す意識がまるでないのがフランス人だ」
と、その人は言いました。

「国の経済が危機的状態なのは、日本も同じですよ」
と、私が言うと、

「確かに、日本も同じ問題を抱えている。
でも、日本国民には、はるかにがんばる気持ちがあるよ

この会話をしたときは、
「フランス人から見れば、日本人はそんなふうにうつるんだ……」
と、意外に思ったことをおぼえています。
「フランスのほうがよほど組織的な対策をかかげ、問題解決をするのでは?」
とも思ったはずです。

今まで日本人は、自分たちの美徳を過小評価していたのかも知れません。
村上春樹の「アンダーグラウンド」にも、個人個人がすばやく判断し、助け合い、
大きな災難を乗り越えてゆく実例が記されてたことを、思い出します。
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by societebonne | 2011-03-16 16:40 | 近況&その他
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