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ベックオフ/加藤@東京

パリのすみの様

美奈ちゃん、お誕生日おめでと~。
よろしくお伝えくださいませ~。
初めてあったのも、誕生日のころだったような?
まだ、幼稚園生だった=(遠い目……)



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さて、すっかり暖かくなって、
完全に季節はずれですが、4月の末に食べたベックオフを紹介します。
ベックオフ(ベッコフ)は、アルザスの郷土料理。
陶器の専用鍋に材料を入れて、
パン屋さんがパンを焼いた後の窯の余熱に鍋を入れて、
じっくり火を通して作ったといわれる素朴な煮ものです。

じつは、フランスで食べたことは一度もありません。
パリのアルザス料理屋さんとかに行けば出合えるのでしょうけど……。

今回のこれは、ブーケ・ド・フランス(以前の記事は→)で期間限定で作ってくれるもの。
4月いっぱいということで、駆け込みで行ってきたのです。

中の蒸気が抜けないように、ふたの縁をパン生地でふさいでいます。
(こちらはパン屋ではないので、小麦粉と水で練ったもので)

そして、昔は農家が作業に行く前に
パン屋に鍋を預け、仕事が終わったころに引き上げに行くという風に作っていたものなので
レシピ本などを見ると、7時間オーブンへなどというものが多いそう。

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ブーケ・ド・フランスでは、いろいろ試した結果、3時間半ほどのオーブン加熱。
そうすると、肉から染みだしたスープもほどよく残り、うまいのだとか。
で、ふたをとると ↑のような感じ。
2人分とは思えない分量ですが、これも、小さいサイズよりおいしくできるということで、
決めたサイズとおっしゃっていました。

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で、取り分けて ↑ 。 これで1/4量!!

料理家の重信初江さんいわく、「つまりは肉じゃが」。
でも、牛、豚、羊の肉(3種類入れるのがポイントらしいです)から出たうまみが、
ほくほくのじゃがいものにしみ入り、じんわりおいしい料理です。
こちらのようにスープが残っていると、そのスープのうまさも堪能できます。

時間厳守と何度も言われて、思わず緊張してしまいましたが、
じゃがいもの柔らかさも絶妙で、スープの残り具合もばっちり。
そのあたりがこだわりどころと伺って、大納得でした。

来年まではもう食べられないものを紹介して終わり!もさびしいので、
↓ の本に、作り方が載っております。



重信初江さんのストウブの本は、フランス料理っぽいものだけでなく、
和食、韓国料理など、日々の食卓に載せるのにぴったりなレシピが満載で
大活躍するので、ストウブ鍋を持っている人には、本当におすすめです。

ベックオフも、家庭で作りやすいように
オーブン加熱でなくガス台を使うレシピですし、材料も控えめにと、よく考えられていますよ。
この本の前に、アルザスまで出かけて、いろいろ食べてきた重信さんの力がこもったいい本です!

重信初江さんのブログは こちら→
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by societebonne | 2011-05-09 10:13 | 日本で楽しむフランス
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