東京のかとう殿、
今年6月の
ヴェニス旅行中、いっつも飲んでいたのが
スプリッツ。
ヴェニス名物のアペリチフで、
アペロールというカンパリ風リキュールと白ワインを水で割り、
氷を浮かせる、という飲み物です。
ガイドブックによると、この地に逗留したオーストリア兵が、
お国のワインになじめず、オリジナルで作り出したカクテルなのだそう。
オーストリア語で水のことを、スプレッツェンとかなんとか言うそうで。
水で割って氷も入っているから、軽く飲みやすく、
一日のあらゆるシーンで、さっくさくと飲んでおりました。
そして今、「似ている……」と思うのよ。
ハイボールに。
去年の夏、茅ヶ崎の海で飲みました、流行のハイボール。
「暑い日本にぴったりの飲み物だ」と思った。
生ビールと違って、時間がたってもぬるくならないし、
氷がとけたらとけたで、それなりに風情がある。
海の家ではハイボール!
って思ったよー。
また、勝沼の一升瓶ワインなどは、氷を入れて飲んだりもします。
やまぶどうを使った赤など、しっかり味のあるヤツは氷を入れてもおいしい。
これも、ヴェニスのアペリチフに似ている。
***
おまけ、
上のトラットリアでの一枚は、
パリ→ヴェニス夜行列車の旅体験直後のものです。
この店は、ホテルのおじさんに教えてもらいました。
物価高のヴェニスでは、内容&金額ともに良心的だった。
デザートはもちろん、ティラミス。
そして、レモンタルトもあったので、注文してみました。
パリのタルト・オ・シトロンとは、だいぶ違いますね。