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サヴォア地方のバター /角野恵子@パリ

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東京のかとうへ、

東京の「こってこて名人」に負けてはならん!と、
フランス在住者の意地をかけて(?)「こってこて」料理の写真を探したのですが……
ううむ…… 難しいですのう。 
負けました、かとうに惨敗。

そこで ↑ の写真。
2月休みに、オートサヴォアの親戚の家に遊びに行ったこと、以前お知らせしました。
(フレッシュミルクの自販機のある、こんな場所です。 →

オートサヴォアの小さな町の、小さなマルシェで見つけたバターです。
よくご覧くださいませ、Beurre du Pays (地元のバター)
と書いてありますよ。

バターといえば、ノルマンディーやブルターニュのもの
だとばかり思っていた自分に気づいた瞬間でした。
ミルクの国、オートサヴォアだって、バターを作っていて不思議はないのに。
なぜかきっと、「オートサヴォアの牛乳は、全部チーズになる」と思い込んでいたのね!

このバターを買わなかったこと、とても後悔しています。
というのも、パリでは見かけないから。 いや、私が見ていないだけかな?

ちなみに、オートサヴォアの親戚、ナタリーの家では、
ご近所にある乳製品の学校が生産するバターを、必ず買っているのだそうです。
「そのほうが安いのよ!」
と。
素敵な地産地消ですねえ。
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小さな町の小さなマルシェは、こんな感じでした ↑ 。
これはチーズのスタンドです。
乳製品のスタンドは、このようにトラックになっていることが多いよね。
冷蔵保存する必要があるからかな。

バターのパッケージに、チーズスタンドのストールに、
オートサヴォアの旗のマークを、あちらこちらで目にしました。
郷土愛を感じさせる土地でしたよ。
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話は変わりますが、以前かとうがパリで行ったバターの食べ比べ →
何度見てもわくわくします!
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by societebonne | 2011-03-31 00:17 | マルシェ

アンドゥイエット/カトウ@東京

パリの、すみの様

「こってこて」名人との命名を、ありがとう(笑)。
どっちかっていうと、「こってこて」フリークのほうが合ってると思うけど。

そんなあなたの声におこたえして、さらなる「こってこて」を。

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↑ これを、「こってこて」というのかは、定かではありませんが、
親父フレンチの代表格的料理、アンドゥイエット。

豚の腸に、さらに内臓系(腸、胃など)を細かく切ったものを入れて作ったソーセージです。

はじめて食べたのは、パリに引っ越す直前のこと。
私の「こってこて」好きに多大な影響を及ぼしたと思われる、”おじさま”に教えてもらいました。

初めて食べたときは、「このにおい、あり得ない!」と思いました。
そう、はっきり言って、臭いのです。アンモニア臭系のにおい。
口に入れると、ぎょっとする人、かなり多いはずです。

でも、臭い食品ならではの中毒性があるのか、
パリに住むようになってからは、ちょくちょく頼むほど病みつきになりました。

写真は、六本木にある、ブーケ・ド・フランスで食べたもの。
自家製です。
直腸を使っているとおっしゃってました。
フランスでは中身は結構粗めに切ってあって内臓の形がいろいろ分かるのですが、
こちらのは、もっと繊細に切ってありましたね。

同行者たちは、おいしいけど1本は食べられない香りだ、と言ってましたが、
フランスに比べれば、かなり、きちんと掃除がされていて、香りはおだやかに仕上げてありました。

下のピュレとの相性も抜群で、かなりおいしかった!!
私はリピートしたいと思うほど好きな味でしたので、興味のあるかたはどうぞ!
(好き嫌いはあると思うので、ダメだったとしても、ご了承を)


◆ブーケ・ド・フランス
bouquet de France
TEL03-3497-1488
東京都港区六本木7-8-19 小林ビル 2F

以前の記事→も書きましたが、ここのチーズは必見です!


このブログをおしゃれブログと言ってくれる人が多いのですが、
こんなに親父フレンチばかり紹介してるのに、なぜ??
そして、書いてる二人ともが、「おばちゃん」なのに、なぜ?
(ちなみに、キャラがおばちゃんなのがすみので(ごめん!)、
 見た目がおばちゃんなのはカトウです!)
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by societebonne | 2011-03-30 14:00 | 日本で楽しむフランス

窓から見る風景 /角野恵子@パリ

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東京のかとうへ、

我が家の玄関を開けると見える窓 ↑ 。
アパートの5階(フランス式に言うと4階)に住む私たちは、
いつも木々を見下ろしながら暮らしています。

上の写真は去年11月、初雪が降ったときに撮影しました。
そして、今日の写真はこちら ↓ 。
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寒々しく枝だけになっていた木に、
今年もまた、めいっぱい花がついています。
この青りんご色に見えるものは、葉っぱではなく、すべて花なのだ、と知ったのは、
去年だったかな?

5月になれば、これが緑一色に。
もう、空をのぞく隙間もないくらい、豊かな葉で覆われます。

そして秋には冴え冴えとした黄色にかわる。
この窓に切り取られた風景、私のお気に入りです。

ところでずっと思っているのだけど、この木の名前を知りたいです。
葉の形は「メイプル」なのだけど…… かえでの一種なのかな?
かとうが撮影したこちら→
晩秋のチュイルリー公園の木と、同じ種類です。


***

追記:
この間の日曜日、3月27日から
フランスは夏時間になりました!


と書きたくて、この写真をアップしたのだった。うっかりしていた。
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by societebonne | 2011-03-29 08:14 | インテリア・暮らし

オニオングラタンスープ/加藤@東京

パリの、すみの様

重苦しい空気を頭の片隅に感じながら、
でも、日常は続いているってことが不思議です。
気になることは、校正のことだったり、締め切りだったり……。

今朝のNHKの「世界のニュース」を見てたら、
日常を取り戻してる東京の様子を、フランスのテレビが放送してました。


というわけで、形だけでも日常を取り戻して行こうと、
オニオングラタンスープのお話です!
久しぶりに、ちゃんとフランスの食べ物ネタですよ!


↓ こちらは、
2月の出張時にパリで食べた、オニオングラタンスープ。
soupe à l’oignon gratinée

オペラ座のすぐそばにある、カフェ・ド・ラペでいただきました!
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トラディショナルなフランス料理が好きな私としては、
オニオングラタンスープは、当然大好きなメニュー。
でも、パリでおいしいものに出合ったことって、正直あまりありませんでした。
(レ・アールにある、オ・ピエ・ド・コションは、おいしかったと記憶してます!)

いいレストランやおいしいビストロ(とくにネオビストロ系)では、
そもそも、あまりメニューに載っていないし、
そこらのカフェだと、おんまりおいしくない……。

でも、パリに行くちょっと前に読んでいたdancyuで、
カフェ・ド・ラペの、オニオングラタンスープは、
通年、メニューに載っているうえ、
カフェでも食べられると知り、早速行ってきましたよ~。

玉ねぎたっぷりで、しっかりしたボリューム!
グリュイエールの焼けた香りも香ばしい!
玉ねぎが甘いんだけど、溶けるまでいってはおらず、しっかり存在感を発揮してました。
おいし~い!

これ一皿とワインだけで、もう十分なディナーになりました!
(ひとりごはんにおすすめです!)


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一方、↑ は、東京で食べたもの。

渋谷と代官山の間くらいにあるビストロ、シェ・アズマのものです~。

写真は、こちらのほうがよりおいしそうに撮れた(上の写真はちょっとひどいね)!
店の外まで、グリュイエールの焼ける香りがしていて、かなり、気分が高まりましたよ!

チーズの量はこちらのほうが多く、玉ねぎももっととろとろであめ色だったような?
そして、日本だから、当然あっつあつ!!(笑)
かなり「ふ~ふ~」、しながら食べました。
量は多く見えますが、じつはカフェ・ド・ラペの半分くらいかも。
この後にメインを食べるなら、ジャストなサイズです。

今まで食べた経験では、
日本のもののほうが、玉ねぎはよりあめ色になっていて、甘さが濃く、熱い!
”あたり”に出くわす可能性は、日本のほうが高いかも!?

ひとつ思ったこと、
以前にもフランスの料理はぬるいことが多いと書いてましたが、
今回の、カフェ・ド・ラペのスープは、十分な温かさ。
日本みたいに「熱々!」では決してないのですが、
おいしい温度で、熱々より味が分かるように思いました。

「熱々」信仰派の私も、食べ物の温度はそれぞれと考えを新たにしました。

でも、シェ・アズマのものみたいに
「ふ~ふ~」言いながら食べるの、やっぱり好きです(笑)。
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by societebonne | 2011-03-28 12:04 | フランスのレストラン・カフェ

フランスのグリーンエネルギー /角野恵子@パリ

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東京のかとうへ、

この間から、今まで以上に真剣に、節電について考えています。
原子力発電にたよらず、生きていくには…… と、
でも今すぐ!というのは、難しいなあ…… と……

そしたら思い出したのよ、いい方法があることを!(だから連続でわたしがアップ。すまん、かとう)

クロワッサンビオ 11号で取材をさせてもらった、↑ の場所
ル・コントワール・ジェネラルは、100パーセントグリーンエネルギーの電気を採用していました。
(注:つまり、写真に写っている照明のモトは、グリーンエネルギーということ。
ついでに加えると、ル・コントワール・ジェネラルの内装はすべて、中古品を再利用しています。かっこいいよね!!)

アレクサンドルさん(写真)の話しでは、
enercoopエネルコープという会社(協同組合)の電力なのだそうです。

「工事や面倒な手間はいっさいなし。
契約書を交わすだけで、どの家庭でもすぐに、グリーンエネルギーに変えることができるんです」


と、アレクサンドルさん。

風力、ソーラー、水力、バイオガス、で発電された電力を、
協同組合エネルコープが一括管理。
こちらのイラストを見ると →
フランスのどの場所で、どういった方法で、これらの電力が生産されているかがわかります 

なんて頼もしいシステム!
エネルコープと契約さえすれば、すぐに原子力にたよらぬ生活ができるなんて!
もちろん、節電はまた別問題、ずっと付き合ってゆくべきことだと思っています。

ル・コントワール・ジェネラルでは、グリーンエネルギーのほかにも
雨水を再利用していたり、参考になる工夫を実践していて、とても興味深い場所です。
(パリの真ん中で、よ!)
フェアトレード、継続可能な働きかけetc. を目的とする団体のために開かれた、とてもかっこいいスペース、クロワッサンビオ 11号、ぜひ見ていただきたいな……

Le Comptoir Général
80, quai de Jemmapes,
75010 Paris
tél : 01 44 88 20 45
email : contact@lecomptoirgeneral.com
Métro : République
Velib : 68 quai de jemmapes


サンマルタン運河沿いのロケーションも素敵。
パリの風情いっぱいです。

***

追記:
エネルコープの電力は、EDF(フランス電力公社)に比べると、若干料金が高くなります。
でもそれは
「電力そのものの実際の値段」なのだと、エネルコープHPに説明がありました。
フランスでは、2004年7月1日から企業向けに、2007年7月1日から一般向けに、
電力市場が自由化され、それと同時にエネルコープのサービスが始まったのだそうです。
現在、5000の企業と、7000の個人宅が、エネルコープの電力を使用中。

自由化、これがキーワードでしょう。
日本でも是非。

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by societebonne | 2011-03-27 02:17 | インテリア・暮らし

思い+おいしいもの=パリのチャリティーイベント /角野恵子@パリ

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東京のかとうへ、

今週は木・金と取材でした。
パリのビストロやブーランジュリーを点々として、何人ものフランス人にインタビューをしながら、
必ず、東北関東大震災へのお悔やみの言葉、励ましの言葉をかけられました。
日の丸のついた募金箱を、バーのカウンターにおいている店もありました。
ドミニク・サブロンさんは、「今日はこれから日本レストランへ行って、義援金を寄付してくるよ」とも。
多くの著名なパティシエ、ショコラティエ、シェフたちが、義援金を送っているのだそうです。

パリ在住日本人も、行動を起こしています。
私のところに届いているチャリティーイベントの情報、以下にお知らせしますね。

① お菓子のチャリティー販売

マカロン、フィナンシエ、ボンボン・ショコラ、
ケーキ(オレンジ、レモン、アプリコット、ニンジン…)、マフィン、
ヌガ、メレンゲ、ギモーブ、マジパン細工など。
2ユーロ~5ユーロが中心、支払いは現金のみなので、小銭をご用意くださいませ。
(エコバッグを持参することをおすすめします)

日時 : 3 月26 日(土)13 時-18 時
場所 : エスパス・ジャポン Espace Japon
12 rue de Nancy, 75010 Paris

最寄の地下鉄:
République, Jacques Bonsergent, Gare de l’Est, Château d'Eau
http://www.espacejapon.com
お問い合わせ : japan.patissiers@gmail.com
松谷 治代
マルニエ・ラポストール社
筒井 アントニ
日仏商事パリ支社
在仏日本人職人(菓子、パン、チョコレート)アソシエーションLe Pont des Artisans 代表


② 和食タパスのアペリチフバー

パリ3区、マルシェ・デザンファンルージュのスタンド「たえこ」が、
一日限りのタパスバーをオープンします。

日時:3月30日(水) 18時半~21時半
場所:Marché des Enfants Rouges 33 Bis Rue Charlot
   75003 Paris

Soirée apéritive, tapas japonais, vin, bière, saké, et autres surprises.
MERCREDI 30 MARS DE 18H30 À 21H30
seïsme au Japon
Marché des Enfants Rouges 33 Bis Rue Charlot 75003
Contact : 01 48 04 34 59 / 06 68 24 33 34


③「とらや」職人によるティーセレモニーその他

日時:4月3日(日) 12時~17時
場所:語学学校AAA 
詳細 http://www.pray-for-japan.org/index_fr.html


le dimanche 3 avril 2011 de 12h a 17h a l'ecole de langue AAA a Paris,
Vous pourrez retrouver les patisseries de Toraya, qui est partenaire
de l'evenement, pour l'organisation notamment de ceremonies du the
ayant lieu sur le site.
Vous trouverez toutes les informations de cette manifestation a l'adresse
suivante :
http://www.pray-for-japan.org/index_fr.html

④ 被災地の子供を救うチャリティーディナー

PASSAGE 532つ星シェフ佐藤慎一さんが、ビストロ・ポールベールシェフとともに腕を振るいます。
参加費150ユーロ、支払いは小切手で。
(ordre: catastrophe Japon 2011 croix-rouge française)

日時:4月4日(月) 19時半~
場所:ビストロ ポール・ベール
Bistrot Paul Bert
22, rue Paul Bert
75011 Paris
tel.01 43 72 24 01


Jean Luc Poujauran(Pains)
Jean‐Yves Bordier(Fromages et beurre)
Jean‐Jacques Cadoret(Huîtres)
Joël Thiebault(légumes)
Hugo Desnoyer(Viande et Charcuterie)
Les Caves Auge(Vin)
Domaine Antoine Arèna(Vin)
Domaine Dard et Ribo(Vin)
DOmaine Jean Foillard(Vin)
Domaine Gramenon(Vin)
Domaine Jean Baptiste Senat (Vin) 
以上の方々が協力。
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by societebonne | 2011-03-26 16:29 | パリの最新情報

教会のキャンドル /角野恵子@パリ

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東京のかとうへ、

「かくれコレクション」というのではないけれど、
教会のキャンドルを買うのが好きです。
日本へのお土産にしたり、自分で使ったり。

↑ のは、2月休みに遊びに行った、アヌシーの教会で買いました。
3ユーロだったかな。

フランスにはあちこちに教会があるので、気が向くと中をのぞきます。
ほとんど住人のいないような小さな村にも教会はあるし、
そんな教会にも、ちゃんと火のともったキャンドルが供えてあったりして、
そんな場面を目にすると、とても静かな気持ちになれます。

ちょっと大きい教会だと、自分のところの名入りキャンドルを置いているよね。
そんなときには必ず、1つか2つ購入。
もちろんその場で火をともし、お供えもしてきます。

名入りだと思い出にもなるし、絵や色使いに独特な風情があるし、
それに3~5ユーロと手ごろ、かさばらず、壊れ物でもない。
お土産に最適だ、と思いますよ。

私は生活のなかで、キャンドルをちょくちょく使います。
リビングの照明が足りず、暗いので、それをフォローするために。
それから、オール電化の住まいにも、ちょっとは火の温かみを添えるために。

教会のキャンドルは安定感があるから、火事の心配も少ないです。
優れものだ。
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by societebonne | 2011-03-25 16:45 | パリのおみやげ

桜が咲くのを楽しみに……/加藤@東京

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パリの、すみの様

状況が好転している様子はまったくないですが、
私たちは、暮らしを続けております。

昨日は、フランス料理を食べてきました!
おいしい料理をいただきながら、たくさんの話をし、少しだけ気持ちも晴れました。
こんな時期にと思うけれど、
ふだんこうやってちょくちょくレストランに行っている私たちまでも
自粛をしてしまってはいけないと、強く感じました。

そのお店も、キャパを考えると、1割程度の人の入り。
「正直、辛い状況」と、シェフもおっしゃっていました。

写真は、かなり前の写真です。
パリの南にある、ソー公園の花見のときにとったもの。

一日も早く暖かくなって、被災地の人が少しでも楽になることを祈りつつ、
春がやってきて花が咲く、そんなふつうの自然の営みに元気をもらおうと思います。


次回こそは、ふつうのおいしい&楽しい、フランスがらみネタ、書きます!
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by societebonne | 2011-03-24 09:15 | 近況&その他

「フランスからフロマージュ便り」国際農業見本市リポートです/角野恵子@パリ

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東京のかとうへ、

唐突ですが、「フランスからフロマージュ便り」が更新されたので、
お知らせさせていただくね。 →
先月開催された、国際農業見本市をリポートしています。

アラン・パッサールさんのアトリエも、このときに開催されたのでした。

↑ の写真は、サヴォア地方のスタンドでの一枚。
「酪農国フランス」のムードが、伝わるのでは。(こんなに小さい赤ちゃんも、農業見本市を見学)

***

一口メモ、ですが、
以前サヴォア地方でコンテチーズ取材をしたときに、土地の人が教えてくれました。
30年くらい前までは、冬になると、各家庭で大きなコンテの塊を備えたのだそうです。
コンテチーズだけが、冬の主なたんぱく源だったから。
そんな時代が長く続いていたのだ、と。

それに関連して、私の祖母が話してくれた味噌に関するエピソードを思い出しました。
第二次世界大戦中、空襲警報が鳴ると
「米と味噌を持って逃げた」のだそうです。

コンテも、味噌も、
発酵食品で、塩味。
長持ちするし、たんぱく質豊富です。
似ている……
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by societebonne | 2011-03-22 23:33 | ワイン・酒・チーズ・スイーツ

エッグスタンドで卵を食べよう /角野恵子@パリ

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東京のかとうへ、

↑ の毛糸の帽子、なかなかいいでしょう?
家族一人一人に、と、4つ買いました。

これ、実は毛糸の帽子ではなくて……
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エッグスタンドのカバーです!

去年の夏、一人で車を運転し、心細く旅立った南仏ラングドック取材
その際に、土地の物産マルシェで購入しました。

自分のヤギの毛糸を自分でつむぎ、染色し、
ベストやぼうしや、いろんな小物を作って販売している
女性のスタンドで見つけたものです。
クロワッサン ビオ vol.11でも、紹介しました。
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エッグスタンドは、半熟にゆでた卵を食べる際の必需品。
こうして食べるゆで卵は、殻つき卵=ウフ・ア・ラ・コックという、りっぱな料理名まであります。 

こちら→で、
これはフランス料理か、はたまた西洋諸国全体のスタンダードなのか、
意見交換したこともありましたね。

↑ 食べ方は、まず卵のてっぺんをスプーンの背でコツコツとたたき、
適度にひびを入れてから、指先で殻をはがしてゆきます。

↓ 殻が取れたら、卵の上部を、ナイフをつかってこんな具合に切り取り……
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黄身の部分に塩を一つまみふりかけて、ナイフの先でせっせと混ぜます。
(切り取った白身も、もちろん食べてください)

いい具合に混ざったら、棒状にカットしたパンを取り出し、
黄身を満遍なくつけて、召し上がれ!
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今回の震災の後、東京でも山梨でも、カップ麺が売り切れ状態になったと聞いています。
カップ麺は、お湯を注いで3分間、
ウフ・ア・ラ・コックは、鍋に水と卵を入れ、沸騰してから1分でできます。

元気のないときに料理をする気力なんて、なかなか出ません。
飢えをしのげさえすればいい、という気持ちになるのだと思います。
そんなときに、ウフ・ア・ラ・コックはどうでしょう?

e0174436_20292318.jpg私はこれに、
3分でゆだる極細スパゲティー(カペリーニ)+オリーブオイル+海苔+醤油
の一皿をあわせて、一家の夕飯にしてしまうことがある、ということを
ここに懺悔しますよ。

スパゲティーをゆでたお湯はとっておいて、またスパゲティー湯でに使うといですよね。
白湯でゆでるよりもおいしくなる、と、よくシェフたちが言っているようだから。

ところで、かとうも、やまもとようこさんのこちら → 読んだことと思います。
あの震災の真っ只中で、居酒屋へ行き、暗がりで一杯やる。
不安だったこと、心配だったことなどは、ひとつも書いてありません。
私も、ようこさん方式で行くよ!!!
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by societebonne | 2011-03-21 22:05 | フランスの食&お惣菜