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東京の伝統野菜と東京産素材/加藤@東京

パリの、すみの様

またも、間をあけてしまって申しわけない。
ネタはそれなりにあるのですが、
なかなか、じっくり取り組む心の余裕がなく…。

というわけで、夏の話です。
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↑ のなす、どこで撮影したと思います?
なんと、東京。三鷹市にある、立派な農家の畑です。
うちの田舎にもこんな農家なかなかないと思うほど、
本当に大きな農家でした。

なすとは言っても、これは寺島なすと呼ばれる、
江戸から続く、伝統野菜。東京の在来種です。
(もともとは三鷹ではなく、墨田区の寺島というエリアあたりのものだそうですが)

私がパリに住んでいたころ、
”legumes oublies 忘れられた野菜”といって、
昔からの野菜で近年作られなくなった野菜を復活させるブームがありました。
この本→の、ジョエル・ティエボーさんも、そんな野菜を復活させていた1人ですね。


ちょっとニュアンスが近いと思うのですが、
こういう江戸伝統野菜を残していこうと動きが今から20年くらい前からおこり、
ここ数年、その活動が実を結び、江戸伝統野菜はまた復活を遂げてきています。

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そんな話を取材したのが、↑ の雑誌。
三菱地所レジデンスの会報誌です。
このときのテーマは、「伝統とつながる」。
伝統野菜を現代へとつないでる方々の活動を取材させていただきました。

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東京の伝統野菜に注目して、
メニューに取り入れる料理屋、レストランも結構あるのですが、
東京・丸の内にある、ミクニ・マルノウチも、そのひとつ。
江戸から続く、東京の伝統野菜を積極的にメニューで展開しています。

せっかくなので、取材に後にお伺いしましたよ~。
↑ は、取材に伺った農家で作っている寺島なすを使った一品。

小ぶりななすで、皮が固めの品種なのですが、
じっくり焼くと中はとろりと甘くなります。
そのよさが伝わるよう、そのままごろんとグリルされていました。

この手の大御所フレンチ、久しぶりでしたが、
やっぱり、特別感をもたらしてくれるいいレストランだなぁと思いました。
素直においしいです。
おしゃれしたカップルなんかが多く、気持ちを上げてくれる雰囲気、サービス。
こういうフレンチって、大切!!

テロワール・パリジャンや、すみのがレポートしてくれたパリ産素材に注目した発表会ホテル・ムーリスのランチと、
パリの、「パリ産パリ消」の話題はこのブログでよくしていますが、
ミクニ・マルノウチは、同じコンセプトのレストラン。

野菜はもちろんのこと、肉、魚、調味料類、
多くのものが東京産の素材を使って作られています。
東京って(島も含むけど)、ものすごく豊かで
たくさんの食材が作られていることを知り、びっくりしました。

今、メニューを見ると、杉並産の栗を使ったスイーツなんかもあるんですね!
うかがったときも、世田谷産だったかのぶどうなんかも、ありましたね。
牛乳も東京産の、「東京牛乳」。

東京は、広いなぁと思いました。

パリではパリ食材に、東京では東京産食材に、
もっと注目していこう、そう思っています。

上の会報誌は、丸の内界隈のビルなどに置かれていたり、
三菱地所のマンションのモデルルームなどでもらえたりしますので、
機会があったら、見てみてください。
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by societebonne | 2012-11-17 08:29 | 日本で楽しむフランス