ワイン評論家ミッシェル・ドヴァーズさんのキッチンです。
アリババの洞窟ではありません。
1928年生まれ(現在83歳!)、一人暮らしの男の住まい。
なんとキッチンは、
螺旋階段を下りた半地下にあります。
パリのアパルトマン&パリジャンのライフスタイルは、
実に奥が深い
と、感じる瞬間なのですが……
以前、
フランスからのフロマージュ便りで、
ミッシェル・ドヴァーズさんとチーズのひとコマをお見せしました。
その時に撮影した写真です。
こちら ↓ は、ハードタイプのチーズ専用カッターですね。
コンテ、ボフォール、エマンタール、カンタル、などなど
この上で切ってサーブしいしい、ワイングラスを傾ける。
酒飲みにはたまりません。
さすが、ワイン評論家のお住まい。
チーズ関連の小道具が、ばっちり充実していましたよ。
また、ドヴァーズさん自ら
「ワインと同じくらいチーズに詳しい」とおっしゃるだけあり、
チーズに関する本も、たくさんお持ちでした。
中には、こんなふるーーーーいイラスト入りのチーズの本もあり、
出版された年を見てみたら……
1971年だと。
一応私は生まれていましたね。
この本、とてもよくできていて、
「チーズ事典」の章など、今、私も欲しい!!と思える内容でした。
実用的な知識だけでなく、1417年に定められた法律(ロックフォールに関する?)
の抜粋も、掲載されていますよ。
今度この本、貸してもらおう。