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カテゴリ:インテリア・暮らし( 89 )

家の外観/加藤@東京

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すごく雰囲気の違う、
写真を並べてみました(笑)。
左が、パリで住んでいたアパルトマンの外観。
そして、
右が帰国してすぐに住んだ団地の外観。







パリのアパルトマンは築90年、東京の団地は築25年。

パリのアパルトマンの外観は見ての通り美しいし、優雅。
東京の団地の外観は、質素、シンプル、きれいとはいえない。

パリのアパルトマンは、中庭側に面していたこともあり、
日当たりは悪く、昼でも、電気をつけて暮らしていた。

団地は南東向きで、ゆとりのある建て方をされていたので、日当たり良好。
風通しもよかったので、気持ちよかった。

あたりまえだけど、どちらにも、いい面、悪い面があった。

私は、この団地が大好きだったけれど、この外観の差……。
もっともっと、メンテナンスをしっかりすれば、この団地だって、長くきれいに使えるはず。
でも、たぶん、後10年もすれば、取り壊し対象の建物になるだろう。

今の私が住むマンションから見える団地も、
パリのアパルトマンよりもずっとずっと新しいのに、
順番に建て替えが始まっている。

日本には地震があるというのも大きいし、
100年近い古い建物に住み続ける大変さ、不便さも分かった。
古い建物を大事に住み続けるのは簡単なことではないし、
それだけを礼賛するつもりはない。

でも、やっぱり、日本は建物が大切にされていない気がする。
それが、なんだか、さびしいなあ。
by societebonne | 2009-07-09 12:07 | インテリア・暮らし

(かとう宅に対抗し)パリ郊外、ラピュタの家/角野恵子@東京

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パリ郊外の住まいから、現在山梨の実家に里帰り中のすみのですが、
この数日間は東京におります。
夕べは念願のかとうの住まいに寄せてもらい、昨日アップの写真のプランターを
実際にこの目で見てきました。
プランターのあるベランダにはベンチが置かれ、そこに座ればまるで縁側。
向かいの景色を眺めつつ夕涼みができ、なかなかの風情でした。

e0174436_928498.jpg今回の写真は2点とも、そんな心地よいかとうのベランダとよく似た
パリ郊外の我が家の窓辺です。
ベランダもバルコニーもありませんが、窓を全開にするとテラス気分。
窓辺のタイムは、野菜をゆでるときは必ず利用しております。

ここに越してきて一番うれしかったのは、この一面にひらける大空の眺め。
以前住んでいたルエイユの家にはなかった長所で、一軒家を手放した残念な気持ちも、この眺めのおかげでかなり救われたものです。

私たち家族は「ラピュタの家」と呼んでおります。
by societebonne | 2009-07-04 09:34 | インテリア・暮らし

パリのアパルトマンの床/加藤@東京

すみのが夏の帰国をしているので、
パリ←→東京 往復書簡ではなくなり、しばらくは東京←→山梨 往復書簡……?
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でも、カトウから、パリネタ。

2年間住んだ、パリのアパルトマン。
突然、天井がはがれおちてきたり、上階の音が筒抜けだったり、
日当たりが悪かったり、換気扇がなかったり、セントラルヒーティングが壊れたりと、
パリ16区の暮らしはあこがれるほどすてきなことばかりではなかったけれど、
(問題点、挙げはじめるといっぱいあるなあ、笑)
でも、この床が大好きだったので、すべて許す!

パリのアパルトマンなら、すべてがこんな床と思っていたけれど、
日本よりも安っぽい合板フローリングや、樹脂系のフロアカーペットの家も結構よく見たので、
この床の上に2年住めたことは、ありがたい経験。


というか、床フェチなだけ?

ついでに、東京・赤羽の、我が家の床
by societebonne | 2009-06-30 07:52 | インテリア・暮らし

ウフ・ア・ラ・コック/角野恵子@パリ

e0174436_2411367.jpgフランスらしい食べ物はいろいろあるけれど、これもそんなひとつ。

半熟のゆで卵をエッグスタンドでサーブする、ウフ・ア・ラ・コック(殻つき卵)。
スプーンでてっぺんをコツコツたたき、殻にこまかいひびがはいったら指先でぽろぽろと落とします。

つるっとした白身の頭をナイフでちょっとはずすと、中はいかにもやわらかそうな黄身。
そこに間髪いれず塩を一つまみ落とし、先程のナイフの先を突き立てて上下させること数回。

小さなバトン状に切っておいたパンをとり、まずはナイフに付いた黄身を丁寧にぬぐいます。
それからエッグスタンドの上で待っている黄身に浸し……

最後に残る白身は、スプーンできれいにいただきます。

これはフランス料理なのだろうか。
でもいかにもフランスらしい一品です。

PS
ゆっくりした朝、または子供向けに軽い夕飯として登場します。
ルブラン家では。
by societebonne | 2009-06-24 02:44 | インテリア・暮らし

薪ストーブと火の魅力/角野恵子@パリ

先週末から急に、パリも暑くなりました。
今こうしてパソコンに向かう私も、ノースリーブに木綿のスカート一枚といういでたちです。
先週は寒かったのに。

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気温が上がっても、どういうわけか田舎の朝晩は冷え込みます。
なのでセカンドハウスのあるセシーでは、
7月や8月でも暖炉に火を絶やしません。

写真は、去年の8月20日頃のもの。
居間にある薪ストーブに、せっせと薪をくべる子供。
木は、裏庭の山からとってきたものです。

広い敷地を確保する→木がいっぱいある→薪に困らない→安心して冬を越せる

という常識が、つい数十年前まではちゃんと存在していたそうです。


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台所のクッキングストーブは、木炭を使用するタイプ。
多分エナメル加工をして、白くつるっと仕上げているのだと思います。
掃除やメンテを楽にするのが目的かな?

右隣にはパン焼き釜が。
これにも木を使いますが、現在はかまどの扉を開けると洗剤が並んでいます……物置です。
左側にちょっとだけ見える白い流し台は、陶器製。
こういうのが我が家にもひとつ欲しいものです。

クッキングストーブも、薪ストーブも、
「部屋」ではなく、「家そのもの」を暖めてくれ、
さらにはその熱を使って、料理もできる。(薪ストーブは鍋の煮込みにぴったり!)
よくできている、と、本当に感心します。

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こちらは、クロワッサン別冊ビオ8号で取材した、マルティーヌ・カミリエリさんのセカンドハウスにあった薪ストーブ。
セシー同様、薪入れ専用の籐の籠が、ここでも使われていますね。

小学校3年生の次女は、学校で原始人について勉強していて、
「火の発見」について一緒にみなおしをしたことがあります。
そのときに、火によってヒトの生活は大きく変化した、その大きな変化を3つ答えよ、という質問がありました。

答えは、

1、肉を焼くことにより、肉の安全性が高くなり、保存もできるようになった。
2、寒い日でも暖を取ることができるようになった。
3、人々が火の周りに集まり、親睦を深めるようになった

その後セシーへ行き暖炉の火をながめつつ、「確かにそのとおりだ!」と
心のそこから納得しました。

以前ハウジングの雑誌で、風水の先生がHIではないガスのコンロをすすめていたことも、
同時に思い出します。
家庭に火がある、というのが大切なのだそうです。

「そうか、火は人にいい影響を与えるんだ」と、理解した私ですが、
残念なことに、我が家には火の気がまったくありません。(ガスを引いていません……)
仕方がないので、ちょくちょくキャンドルをともしていますよ。
みじめっぽく聞こえるかもしれませんが、これはこれで良いものです。

……それにしても、
私は日本の小学校で、一体何を勉強していたのだろう?
by societebonne | 2009-05-25 22:20 | インテリア・暮らし

かわいいすずらん売り/角野恵子@パリ

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前回(私の回の)、5月1日のすずらん売りについて書きました。

実際の5月1日、街で見かけたたくさんのすずらん売りの中で、
一番チャーミングだったのは彼女たち。

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自分たちで摘んできたすずらんを、花束にしたりヨーグルトのポットに植えたりして、
さらにはオリジナルのロゴシールまでつけています。
黄緑色で円形に書いたJE PORTE BONHEUR がそれ。

JE PORTE BONHEUR 「私は幸せを運びます」……

確かにそんな気分がしてきます。
今年はこのすずらんを購入。

すずらんって、いい香りがするんですよねー。
ディオールの香水、DIORISSIMOがすずらんベースだったはず。
上品でかわいらしく、好きだったのですが、オフィシャルサイトに無い。廃盤?

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さて、この5月1日のすずらん売り、
伝統としては、森や林の中のすずらんを摘んで来るのですが(この日だけ許されているのだそう)、
最近は中央市場かどこかで買ってきたものを売るケースがほとんど。

彼女たちは貴重な正統派!
それに、とても楽しそう!
来年は私もトライしたい!!

PSかとう、
カップケーキ、第二のマカロンの座は難しいかもと、私も感じております。
マカロンが流行った理由に「持ち運びが楽」というのもあるので、
バタークリームのこってりのっかったカップケーキには、ちょっと。
でもとってもラブリーだから、見た目の良さはクリアしているといえる。
今後の展開を見守るよ。
by societebonne | 2009-05-04 00:52 | インテリア・暮らし

(アパートから見る)エッフェル塔のイルミネーション/角野恵子@パリ

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今回は私も、参考にしていただける(ような)情報をお届けしたいと思います。
写真は、我が家の窓から見える景色。
月の左下に小さく写っているのが、エッフェル塔です。

このイルミネーション、毎時間ごとに最初の5分間だけ、
ダイヤモンドをちりばめたようなきらきらイルミネーションになることは、
みなさんご存知だと思います。

きらきらが始まる時刻は、オフィシャルサイトを見ても「日没から」というアバウトな説明しかされていません。

冬場は午後6時からさっそく見られるときもありますし、
現在ですと夜9時から始まっています。
6月には多分、夜10時になって初めて最初のきらきらを見ることができる、という感じだったはず…… 
夜11時だったかな?
ただし最終回の時間のほうは、
冬時間の間は午前1時まで、夏時間の間は午前2時まで、としっかりきまっています。

これからの季節、夜景を眺めるのには最高ですよね。
個人的には、凱旋門の上から眺める夜景がおすすめです。
放射状に伸びる大通り、正面にはルーブルのピラミッド、後ろはラ・デファンスのビル街。
モンマルトルの丘もきれいに見えます。

さて、今の家に引っ越してきたばかりの頃、先ほどのエッフェル塔のきらきらを
時計代わりに利用していました。
きらきらが見えると、「あ!○○時だ!」と、そのときの判断でわかる、という。
こーんなに遠くに、小さくか見えませんが、これでも十分贅沢だ、と思っております。

PS
よくよく注意したところ、現在夜9時にきらきらがスタートしていますが、
空はややあかるいので、
最初のきらきらが10時スタートに切り替わるのも
時間の問題とおもわれます。
よって、6月は間違いなく11時スタートだわ。
by societebonne | 2009-04-14 01:41 | インテリア・暮らし

藤田嗣治のアトリエ/加藤@東京

角野へ デリシャス、びっくりするくらい豪華本だったね。さすが、世界文化社!
ホント、きれいな写真でした。

さて、話はまったく違うのだが、ゴールデンウィークも近いことだし、
パリに行く人へ、おすすめの場所。

私のフランス生活の間に訪ねた場所のなかで、ベスト3に入る。
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いろいろな人にすすめたが、実際、行ってくれた人は、たぶんいないと思う。
パリの郊外の不便な場所なので、とにかく行きにくいのだ。

藤田嗣治のアトリエ

フジタが晩年を過ごした家で、
ディテールがめちゃくちゃ、かわいい。

フジタ自身が、暮らしを楽しんでいたことが、ものすごく分かる。
自分で、ステンシルしたり、ミニチュアの家を作ったり。
キッチンのタイルを貼ったり。
あちこちで使われている暮らしの雑貨たちも、とてもキュート。
オリーブ少女に負けない乙女ぶりで、驚かされる。

本当に、本当に、おすすめ。
内部の写真撮影は禁止だったので、上の写真は外から。
この小じんまりした感じも、かわいいでしょ?

上記のサイト内にある、アクセス法によると
RER B4線  Massy-Palaiseau 下車(南のほう)
Saint Quentin en Yvelines方向のバス91.06に乗り、
Rond-point Villiers le Bâcle停留所で下車 そこから徒歩350m
バスは、日曜日以外は10:00 11:00 12:00と毎時0分発。

Maison-atelier Foujita
7, route de Gif,  91190 VILLIERS-LE-BACLE
Tél/fax : 01.69.85.34.65
mail : maison.foujita@cg91.fr
土曜14:00-17:00・日曜10:00-12:30 ,14:00-17:30.オープン 火・木・金は予約制。
入場無料
(変更はよくあるので、一応HPで確認してから、おでかけください)
by societebonne | 2009-04-07 23:47 | インテリア・暮らし

三角食べ、マカロンの日、ポワソン・ダヴリル後日談(?)/角野恵子@パリ

今度は私が「お告げ」に従う番のようです。

加藤の学食の話題
これはポワソン・ダヴリル の4月1日、子供たちが食べた給食のメニューを知らせろ、
という「お告げ」でしょう。
白身魚のフライ(冷凍の四角いやつ)と、デザートに魚の形のケーキが出たそうです。
白身魚のフライは、金曜日に頻繁に登場するメニューなのですが、
ポワソン=魚ということで、給食室が気を利かせたのでしょう。

それから、2006年3月20日、初マカロンの日 に配られたリボンは、ソリダリティー(連帯感)を表現するグッズとして、チャリティーにはつき物よね。
単なるリボンなのに、「ブレスレット」と呼びます。
エイズ関連の基金にも、赤い(リボン改め)ブレスレットがあったと記憶しております。
ハリウッドスターたちが、これを手首に撒いてメディアに登場していたのは、何年前のことだっけ?

で、このマカロンの日のブレスレットは初回のみの幻のグッズで、今後は出てこないそうだから、
加藤、ちゃんととっておくことをすすめます!!
なぜもう配布しないのかは、直接広報に聞いてみたけど、はっきりした返事はもらえませんでした。

今回の学食の話題 の「三角食べ」は、フランス人にはそういう習慣がない、ということだと思う。
日本人が、「ひとつの皿ばかり集中的に食べず、満遍なく食べましょう」としつけられているように、
フランス人には
前菜を食べ、主菜を食べ、甘いものを食べ、最後に温かい飲み物で締めくくり……と、
順を追った食べ方が骨の髄までしみこんでいる。

だから、ワンプレートメニューみたいに、
いろんなものが一つの皿にてんこ盛りになっているのはいやだ、
という人もいました。
私たちはどちらかというと、白い大きな皿の真ん中にシェーブルチーズ1個をポンと出されても、
って感じがしませんか?
これ、スイスのイタリアンレストランで食べた前菜です。
フランスのビストロも、ゆでたアーティチョークをごろんと1個出したりするものね。(これも前菜)

フランス人の友人で、家にアメリカ人の学生をステイさせた人は、
「あの人たちは最初にヨーグルトを食べても、ぜんぜん関係ないみたいね」と言っていた。
フランス人にとっては、ヨーグルトは食事の締めくくりだから……
そうそう、確かに、飛行機の機内食でもこのマナーは守られている!
あの狭い空間の中で、順番を追って、几帳面に。感心します。

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でも、また繰り返しになるけれど、この食べかたの違いは、
マナーというより習慣の違いからくること
と、私は理解しています。
フランスの人々は、この順序でないとしっくりこないんだ、と。
私たちもフランスのレストランでディナーするときに、デザートとお茶が一緒にサーブされたらどんなにいいだろう、
と思うから、やっぱり習慣の違いでしょう。

写真は、ナリタへ向かいソウルを飛び立ったところ、です。
by societebonne | 2009-04-03 01:00 | インテリア・暮らし